青森ひばについて
 

日本3大美林の一つである青森ひばはヒノキ科アスナロ属の針葉樹で和名をヒノキアスナロといい、日本固有の樹種として約80%が青森県内に蓄積されております。
青森ひばは主に津軽半島産地(旧金木町・中里町・市浦村・三厩村・今別町)下北半島(旧大畑町・川内町・佐井村・大間町)に多く生息しています。天然木として樹齢200年を越すものが多く、現在でも多くの資源量を誇っております。ほとんどが国有林であり、また成長率1パーセントの天然更新であるため将来的にも天然青森ひばの供給が約束されています。

青森ひばは湿気に強く腐りにくい性質をもち、シロアリに非常に強い優れた建材として利用されております。これらの防カビ・防腐・防虫効果となっているのが青森ひば油です。
青森ひばは非常に腐りにくく虫を寄せ付けない木として建築・タンスなどにも広く利用されてきました。また、腐りにくいため台所や風呂場など水気が多く腐りやすい部分にも利用されております。蚊やシロアリ他、害虫が近寄らず腐りにくいため耐久性に優れた建材といえます。
青森ひばにはヒノキチオールとβドラブリンが含まれており、これが木材腐朽菌に対して強い殺菌力を持ち腐朽菌の繁殖を著しく抑制しています。青森ひばは他の樹種に比べ成長するのに2倍以上の歳月を必要とします。厳しい風雪に耐え年輪を重ねるために狂いの少ない強い耐久性をもつ材となります。青森ひばは樹齢およそ200年〜250年位のものが主流ですが、材はしまっており、独特の明るくやわらかい色つやをした美しい木目を見せてくれます。

 
  
青森ひばに含むおもな成分
  
 
・ヒノキチオール・βドラブリン
 
  青森ひばに含まれる天然成分ヒノキチオールには多くの菌に対する抗菌性があります。
これは青森ひばに含まれるヒノキチオール等の成分によるものです。
黄色ブドウ球菌を例にとると、1リットル中に青森ひば油がわずか0.8g入っていれば黄色ブドウ球菌は全く近寄れません。また、大変強い抗菌作用を持つヒノキチオールですが、天然成分ですので人体に害を及ぼさないため安心して使用できます。
現在ではヒノキチオールは人体に悪影響を及ぼさない建築材や医療の分野においては、天然抗菌剤として、院内感染防止・皮膚疾患・水虫薬・アトピー治療薬・育毛剤として農の分野においては、養蜂・養鶏場の病気予防他、食品関係では防カビ剤・発芽抑制剤に利用されております。また、家電メーカーのエアコン・加湿器など多岐にわたり利用されてきております。
 
 
 
・フィトンチット・セドロール
 
  森林浴で知られるように、森の中を散策するととても気持ちが落ち着いてきます。
同様に青森ひば油には日常生活の中でおこるストレスを緩和する働きがあります。
ネズミを使った実験では、電気ショックを与えられたストレス状態でエサを食べなくなったネズミに対して、青森ひば油を与えたところ、ストレスが緩和されてエサを食べるようになることが確認されています。
 
 
・シトロネロール
 
  青森ひばで建てられた家には蚊やシロアリなどの害虫が近寄ってきません。
シロアリに対する24時間後の致死量(LD50)は1.2mgであり、非常に効果的な殺菌活性が認められています。
また、蚊やゴキブリに対する忌避効果、殺虫活性も確認されています。
 
 
 
・ツヨブセン
 
  青森ひば油のもっている抗菌性は、雑菌を繁殖させないことの他に、雑菌から出る悪臭を防ぐ効果を発揮します。また、青森ヒバ油を芳香剤として使えば、独特な木の香りにより後には心地よい青森ひばの香りが残ります。